FIRCとのMOU(覚書)締結についてのお知らせ
~シンガポールにおける官民連携のフードイノベーションプラットフォームの確立~
株式会社ICMGのシンガポール法人であるICMG PTE. LTD.とシンガポール政府系機関であるFood Innovation & Resource Centre (FIRC)※は、2017年10月24日に、FIRC創立10周年記念イベントにおいて、食品に関する革新的プラットフォームを確立するためのMOU(覚書)に署名いたしましたのでお知らせいたします。
※Food Innovation & Resource Centre (FIRC)
ASEAN/ASIAを代表する食品領域における政府系イノベーションセンター。シンガポール工科大学とSPRING(Standards, Productivity, and Innovation Board)シンガポール(規格・生産性・革新庁)の主導により2007年に設立。食品関連の新商品開発・テスト生産・コンシューマーテスト等をワンストップで支援可能で、政府機関、食品会社、教育機関が食品製造業を強化するためのパートナーシップの構築の重要な役割を担っています。
1.目的
シンガポールの食品産業の革新と成長を支援してきたFIRCと、国内外のソリューション開発や事業開発ネットワークに強みを持つ当社は、シンガポールと日本企業の食品科学技術分野における協力を促進し、新しいビジネスモデルを創出する為のプラットフォームを設立することを目的としています。
日本企業にとっては、シンガポールの潜在力を最大限に活用したフードビジネスの創出・加速が可能となります。また、シンガポール・アジアの各ローカル事業者・研究機関などとも繋がり、顧客・パートナー開発も可能となります。
2.内容
本プラットフォームでは、アイデアや知識を共有し、ビジネスモデルを構築し、商品・サービス開発、顧客開発(価値検証)、大量生産方法の確立に至るまでの一連のイノベーションを促進することが可能となります。
今回のMOU締結に基づき、FIRC・ICMGが協働してジャパンイノベーションプログラム(年4回)を開催すると共に、一連のイノベーション活動を促進するプログラム企画・運営を官民連携のもと継続的に行っていきます。
プラットフォームメンバーは、グリコ、マルコメ、クラレ、東洋製罐ホールディング、NCCから始め、オープンに広めていき、プラットフォームメンバー間のコミュニティ、外部コミュニティとの連結も加速していきます。
(NCCは、FIRC内にキャッピングマシーンを設置し、アジアの顧客に活用してもらう体制も整備中です)
【ICMG Groupについて】
ICMG Groupは、創業20年以上に渡り、東京、シンガポール、バンガロール、サンフランシスコ、上海、ストックホルムをベースに、日本大企業のトップマネジメントへのコンサルティングサービス、ベンチャーキャピタル、CVC、デジタル、プロダクトデザイン、リーダーシッププログラム、再生可能エネルギー、脱炭素事業をグローバルで提供しています。また、東京電力・中部電力と再生可能エネルギーや次世代インフラへの投資を行うジョイントベンチャーをシンガポールに設立しており、国連UNDPとは、SDGsイノベーションに関するパートナーシップを締結しています。ベンチャーキャピタルでは、Sequoia CapitalやGoogle、Tiger Global Management等のグローバルトップVCとシンガポール、インド、東南アジアで共同投資を行っております。また、日本大企業の経営層の持つパーパス、ヴィジョンをデジタルの力に繋げ、社会のイノベーションを加速する株式会社ICMG Digitalを2023年にローンチし、2024年には、元Microsoft米国本社のDirector of Product Design and Research, Frontline Studios GMであったAna Arriola-Kanadaと日本企業のプロダクトデザインを実行するICMG Nextをローンチしています。これらの多様な価値を創出してきたICMG Groupのコアバリューは、常に企業、組織の見えざる価値を可視化し、将来像(パーパス)を描き、その価値創造を実現させてきた知的資本経営(Intellectual Capital Management)にあります。
【本件に関する報道機関からのお問い合わせ先】
ICMG Group
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