~アジアのリアリティ(切実な課題)を基点としてSDGsイノベーションを創り出す~
ICMG Pte Ltd(所在:シンガポール、以下ICMGシンガポール)は、2019年11月11日に、グローバルで持続可能な開発を共創型で推進するUNDP Global Centre for Technology, Innovation and Sustainable Development(以下、UNDP GCTISD)とアジアにおけるSDGsイノベーションの加速に向けた戦略提携契約を締結いたしました。
ICMGシンガポールは、世界にとって存在意義のあるイノベーション(Purposeful & Impactful Innovation)を創り出すという大目的に基づき、コーポレートとの共創型でイノベーションを創り出し、持続成長を実現するサービスを提供しております。その中で、この度、アジアにおけるSDGsイノベーションを加速する取り組みを本格展開することと致しました。
UNDPは、世界約170の国で活動を展開しており、現地の切実な課題を実態として理解した上で、各国政府を含む多様なパートナーとの共創型で課題解決を進めております。今後、各国政府のみならず、コーポレートとの共創関係を戦略的に深めていくという新たな方向性の中で、UNDP GCTISDをシンガポールに設立し、SDGsイノベーションのグローバルハブとして持続可能な開発を共創型で推進するための多様な活動を推進しております。
今回の戦略提携は、持続可能な未来を共創型で創り出す、アジアにおけるSDGsイノベーションを加速するという目的に対して、UNDPが持つリアリティ(切実な課題)、及び、SDGsに集結するローカルコミュニティとICMGが持つイノベーションを創り出す力、及び、コーポレートパートナーコミュニティを連結し、成果創出を実現します。
【目的】
・持続可能な未来を共創型で創り出すことを大目的として、アジアにおけるSDGsイノベーションを加速する
【基本活動】
・SDGs Innovation Lab:SDGsにおける世界の潮流を理解し、課題発見・課題解決の方法論について研究活動を推進
・SDGs Innovation Platform:アジアにおけるSDGsイノベーションに関わるナレッジ、ネットワーク、オポチュニティをICMG Innovation Platform上で提供
・SDGs Innovation Program:SDGsを基点とし、コーポレートイノベーションを加速するためのプログラムを提供
【大企業にとっての意義】
・SDGsにおける世界の包括的な視点・最前線の視点から、アジア(含 日本)におけるSDGsを位置付ける
・日本では獲得しにくい、SDGsのリアリティ(切実な課題)に繋がり、体感・体験する機会を提供する
・SDGsのリアリティ、コミュニティに繋がることで、より意味のある・具体的な目的の発見・仮説検証を加速する
【大企業にとっての参画方法】
・ICMGデジタルプラットフォーム(Facebook/LinkedIn)上での最前線の情報獲得
・ICMG Innovation Platformメンバー限定でのコンテンツ・プログラムの提供
・アジア各国のUNDP、SDGs Innovation AcceleratorのSL2と連携し、各国の切実な課題を体感・体験しながら、SDGsイノベーションをリードする各国政府・NGO/NPO・スタートアップ等との共創型で初期仮説構築を行うSDGsコーポレートイノベーションプログラム
※既に、あるコーポレートと上記のプログラムを実施しており、お問い合わせに応じてケースとしてシェアリング可能
【本MOUに関わる各社の概要と役割】
ICMG Pte Ltd
世界にとって存在意義あるイノベーションを共創型で創り出すことを目指す、コーポレートイノベーションアクセラレーター。コーポレートをパートナーとして、日本/アジアにおける多様なステークホルダーとの共創型でイノベーションを創り出す豊富な実践経験を有し、SDGsにおける共創型でのイノベーションをリードする。
UNDP(United Nations Development Programme)
UNDP(国連開発計画)は、1966年に設立され、約7,400人の職員が世界約170カ国において、途上国政府が単独で取り組みにくい社会的課題の解決をリードする。SDGsにおける各国の切実な課題を実態として理解を支援すると共に、現地の課題解決を加速するコミュニティとの連結し、共同活動を推進する。
UNDP GCTISD
UNDP GCTISD(UNDP Global Centre for Technology, Innovation and Sustainable Development)は、シンガポール政府とUNDPによる共同イニシアチブ。SDGsにおける共創型でのソリューション開発のグローバルハブとして2018年に設立。UNDPのグローバルネットワーク力、シンガポール政府のイノベーション創出力を結びつけ、SDGsにおける共創型でのイノベーションを更に加速する。
Sustainable Living Lab(SL2)
シンガポール政府と連動しながらSDGsにおけるイノベーション創出を推進するSDGs Innovation Accelerator。シンガポールのみならず各国にてSDGsにおける多様なイノベーション創出を加速してきた豊富な実績を有し、ICMGと共に双方のナレッジ・ネットワーク・オポチュニティを共有しながらSDGsにおける共創型でのイノベーションをリードする。
【ICMG Groupについて】
ICMG Groupは、創業20年以上に渡り、東京、シンガポール、バンガロール、サンフランシスコ、上海、ストックホルムをベースに、日本大企業のトップマネジメントへのコンサルティングサービス、ベンチャーキャピタル、CVC、デジタル、プロダクトデザイン、リーダーシッププログラム、再生可能エネルギー、脱炭素事業をグローバルで提供しています。また、東京電力・中部電力と再生可能エネルギーや次世代インフラへの投資を行うジョイントベンチャーをシンガポールに設立しており、国連UNDPとは、SDGsイノベーションに関するパートナーシップを締結しています。ベンチャーキャピタルでは、Sequoia CapitalやGoogle、Tiger Global Management等のグローバルトップVCとシンガポール、インド、東南アジアで共同投資を行っております。また、日本大企業の経営層の持つパーパス、ヴィジョンをデジタルの力に繋げ、社会のイノベーションを加速する株式会社ICMG Digitalを2023年にローンチし、2024年には、元Microsoft米国本社のDirector of Product Design and Research, Frontline Studios GMであったAna Arriola-Kanadaと日本企業のプロダクトデザインを実行するICMG Nextをローンチしています。これらの多様な価値を創出してきたICMG Groupのコアバリューは、常に企業、組織の見えざる価値を可視化し、将来像(パーパス)を描き、その価値創造を実現させてきた知的資本経営(Intellectual Capital Management)にあります。
【本件に関する報道機関からのお問い合わせ先】
ICMG Group
Group Marketing Department
Call:+810368122511
Email:[email protected]
Website:https://www.icmg.co.jp