政府系ファンドJIC VGIと共に AOSデータへ9億円の官民共同投資を実施

2021.07.06

政府系ファンドJIC VGIと共に AOSデータへ9億円の官民共同投資を実施

左からJIC VGIパートナー向仲氏、AOSデータCEO春山氏、ICMG COO菊池

株式会社ICMG Partnersが運用するICMG共創ファンド1号投資事業有限責任組合(本社:東京都千代田区丸の内、代表取締役:船橋仁)は、JICベンチャー・グロース・インベストメンツ株式会社が運用するJICベンチャー・グロース・ファンド1号投資事業有限責任組合(本社:東京都港区虎ノ門、代表取締役:鑓水英樹、以下「JIC VGI」)と共に、クラウドデータ、システムデータ、リーガルデータ、AIデータなどのデータアセットマネジメント事業を展開するAOSデータ株式会社(本社:東京都港区虎ノ門、代表取締役:春山洋、以下「AOSデータ」)へ総額9億円の出資を実行したことをお知らせいたします。

AOSデータは、データを安全に保管し、デジタル資産の活用と管理をサポートする「データアセット マネジメント」ソリューションを展開しており、特に自動クラウドバックアップサービスである「AOS BOX」は個人ユーザー90万人、法人ユーザー4500社以上に活用いただいています。BCNアワードのシステムメンテナンスソフト部門では、12年連続販売本数1位を獲得しています。また、捜査機関、弁護士事務所、大手企業に対して、証拠データの復元調査や証拠開示で数多くの事件の解決をサポートした技術が評価され、経済産業大臣賞を受けたリーガルデータ事業も展開しています。

今回のICMG共創ファンドとJIC VGIの官民共同投資により、AOSデータが今まで構築してきたデータプラットフォームを進化させ、すべての産業分野に業界型DXソリューションを融合し、デジタル化を進め、市場競争力を高めるインテリジェントなデジタルイノベーションとなる「AOS IDX」プラットフォームの開発と市場への普及を進めていくことが可能となります。「AOS IDX」は、イネーブラー型プラットフォームとして、さまざまな産業分野にあわせてコアのエンジンをベースに機能を組み合わせるように設計された、産業DXを推進するための業種別プラットフォームです。各産業分野が必要とするDXソリューションをSaaSサービスで、API連携を活用し、短期間で構築できる総合SaaSプラットフォームとなります。

本投資の意義は、AOSデータを通じ、複雑化・老朽化・ブラックボックス化した既存システムが残存した場合に想定される国際競争への遅れや日本経済の停滞を指す「2025年の壁」に対して、あらゆるデータを自動で吸い上げ、様々なSaaSサービスのデータを横断で活用出来るようなデータプラットフォームを形成することにより国内全体のDXを推進させることです。また、データアクセスのリスクが高まっており、AOSデータのようにデータを暗号化して守ることができる稀有なデジタルインフラ国内企業の育成に貢献することも企図しています。

ICMG共創ファンドは、LPである日本空港ビルデングが持つ羽田空港(東京国際空港)のインフラや、きらぼし銀行が持つ顧客基盤を活用しながら、クラウドバックアップによるデジタル化を促進し、事業の更なるスケールアップを行うことで、AOSデータが巨大なデータアセットマネジメント企業となることを支援し、日本のDX革命を推進してまいります。

【AOSデータについて】
AOSデータ社は、データ管理技術で知的財産を守る活動を続けており、企業4500社以上、国内会員90万人を超えるお客様のデータをクラウドにお預かりするクラウドデータ事業、20年に渡り100万人以上のデータを無くしてしまったお客様のデータを復旧してきたデータ復旧事業、1100万人以上のお客様のデータ移行を支援してきたシステムデータ事業で数多くの実績を上げてきました。データ移行、データバックアップ、データ復旧、データ消去など、データのライフサイクルに合わせたデータアセットマネジメント事業を展開し、BCNアワードのシステムメンテナンスソフト部門では、12年連続販売本数1位を獲得しています。また、捜査機関、弁護士事務所、大手企業に対して、証拠データの復元調査や証拠開示で数多くの事件の解決をサポートした技術が評価され、経済産業大臣賞を受けたグループのリーガルテック社のリーガルデータ事業を統合し、今後一層、データコンプライアンス、AI・DXデータを含めた「データアセット マネジメント」ソリューションを通して、お客様のデータ資産を総合的に守り、活用できるようにご支援することで、社会に貢献いたします。
URL:https://www.aosdata.co.jp/

【JIC VGIについて】
JIC VGIは、日本のイノベーションを促進し、国際競争力の向上と産業・社会課題の解決を目指すことを目的として、産業革新投資機構グループのベンチャーキャピタルとして、2020年7月に設立されました。政府系ファンドとしてのネットワークや触媒機能を活用して、案件の創出からハンズオン、業界連携などのバリューアップ活動を進めております。また、それらの活動を通じて、多様な投資人材を発掘・育成し、厚みと多様性のあるリスクマネー供給基盤の構築を目指します。
URL:https://www.j-vgi.co.jp/


【ICMG Groupについて】
ICMG Groupは、創業20年以上に渡り、東京、シンガポール、バンガロール、サンフランシスコ、上海、ストックホルムをベースに、日本大企業のトップマネジメントへのコンサルティングサービス、ベンチャーキャピタル、CVC、デジタル、プロダクトデザイン、リーダーシッププログラム、再生可能エネルギー、脱炭素事業をグローバルで提供しています。また、東京電力・中部電力と再生可能エネルギーや次世代インフラへの投資を行うジョイントベンチャーをシンガポールに設立しており、国連UNDPとは、SDGsイノベーションに関するパートナーシップを締結しています。ベンチャーキャピタルでは、Sequoia CapitalやGoogle、Tiger Global Management等のグローバルトップVCとシンガポール、インド、東南アジアで共同投資を行っております。また、日本大企業の経営層の持つパーパス、ヴィジョンをデジタルの力に繋げ、社会のイノベーションを加速する株式会社ICMG Digitalを2023年にローンチし、2024年には、元Microsoft米国本社のDirector of Product Design and Research, Frontline Studios GMであったAna Arriola-Kanadaと日本企業のプロダクトデザインを実行するICMG Nextをローンチしています。これらの多様な価値を創出してきたICMG Groupのコアバリューは、常に企業、組織の見えざる価値を可視化し、将来像(パーパス)を描き、その価値創造を実現させてきた知的資本経営(Intellectual Capital Management)にあります。

【本件に関する報道機関からのお問い合わせ先】
ICMG Group
Group Marketing Department
Call:+810368122511
Email:[email protected]
Website:https://www.icmg.co.jp 

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