このたび株式会社ICMG(代表取締役社長:船橋 仁、以下「ICMG」)は、地球温暖化対策への重要なステップとして、大気中から二酸化炭素(CO2)を直接回収するDirect Air Capture(以下「DAC」)技術を有する米国Global Thermostat社(CEO:Paul Nahi、以下「GT社」)と共に、ジョイントベンチャー「Global Thermostat Japan」(グローバルサーモスタットジャパン)を設立する契約を正式に締結しました。
新設されるGlobal Thermostat Japanは、人類が直面する最も深刻な課題の一つである気候変動に対応するためDAC技術を活用し、将来的なCO2ネット・ゼロの実現を目指します。
またGlobal Thermostat Japanは、アジア地域の戦略的拠点としての役割を果たし、DAC技術を活用したビジネスを日本そしてアジアへ展開してまいります。
株式会社ICMG 代表取締役社長 船橋 仁よりコメント
今回の米国GT社との戦略的提携は、3年前、共にパーパスを探求するところから始まりました。
地球温暖化に歯止めをかける事に対し圧倒的な当事者意識を持ち、組織、社会、国家を越えた志あるリーダーとの共創が実現し、このたびスタートを切ることができました。
未来へと繋がるこの事業を皆様と共に、怯むことなくやり遂げていく決意です。そしてそれは収益という枠にとどまらず、社会への貢献価値を明確に示すものになると確信しています。
米国Global Thermostat社CEO Paul Nahiよりコメント
我々Global Thermostatは、株式会社ICMGとGlobal Thermostat Japanを共に設立できたことを心から嬉しく思っております。
私たちは、日本およびアジア全域の産業界、アカデミア、政府・行政機関と協力し、地域の脱炭素化およびネットゼロ目標のニーズに応えるため、当社の先進的な直接空気回収(Direct Air Capture)ソリューションを展開できることを熱望しております。
Global Thermostat JapanおよびICMGには、未来を変えるために産官学の多様なステークホルダーとの連携が必要不可欠です。これからもICMGは、関係する全てのステークホルダーの皆様と、共に気候変動に立ち向かい、社会の持続可能な発展に寄与して参ります。
【ICMGグループ】
ICMGグループは「人的資本からの価値創造」にこだわる知的資本経営を推進し、企業の経営を支えてきました。またコンサルティングサービスの枠を超えて新たな事業創造にも取り組み、日本だけでなくシンガポールやシリコンバレーをベースに日本大企業やスタートアップ、官公庁と協働しプロジェクトを行っています。直近では、東京電力及び中部電力と共同で、東南アジアにおける再生可能エネルギーの投資を実行、国連UNDPとのSDGsイノベーション分野における戦略提携、愛知県のスマートサステナブルシティプロジェクト等をリードし、社会課題解決へとつながるイノベーションを創出しています。
Facebook:https://www.facebook.com/icmg.japan
【Global Thermostat】(米国)
URL:https://www.globalthermostat.com/
【ICMG Groupについて】
ICMG Groupは、創業20年以上に渡り、東京、シンガポール、バンガロール、サンフランシスコ、上海、ストックホルムをベースに、日本大企業のトップマネジメントへのコンサルティングサービス、ベンチャーキャピタル、CVC、デジタル、プロダクトデザイン、リーダーシッププログラム、再生可能エネルギー、脱炭素事業をグローバルで提供しています。また、東京電力・中部電力と再生可能エネルギーや次世代インフラへの投資を行うジョイントベンチャーをシンガポールに設立しており、国連UNDPとは、SDGsイノベーションに関するパートナーシップを締結しています。ベンチャーキャピタルでは、Sequoia CapitalやGoogle、Tiger Global Management等のグローバルトップVCとシンガポール、インド、東南アジアで共同投資を行っております。また、日本大企業の経営層の持つパーパス、ヴィジョンをデジタルの力に繋げ、社会のイノベーションを加速する株式会社ICMG Digitalを2023年にローンチし、2024年には、元Microsoft米国本社のDirector of Product Design and Research, Frontline Studios GMであったAna Arriola-Kanadaと日本企業のプロダクトデザインを実行するICMG Nextをローンチしています。これらの多様な価値を創出してきたICMG Groupのコアバリューは、常に企業、組織の見えざる価値を可視化し、将来像(パーパス)を描き、その価値創造を実現させてきた知的資本経営(Intellectual Capital Management)にあります。
【本件に関する報道機関からのお問い合わせ先】
ICMG Group
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