~シンガポールのDeep-Techからスタートアップを官民一体となって創り出す~
ICMG Pte Ltd(所在:シンガポール)は、2018年11月15日(木)に、シンガポール企業であるベンチャービルダー・投資会社のOriggin Pte Ltdと、Venture Co-Creationプラットフォーム(以下、 VCC )を共同運営する契約(VCC Joint Organizer Agreement)を締結いたしました。
ICMG Pte Ltdは、世界にとって存在意義のあるイノベーション(Purposeful Innovation)を創り出すという大目的に基づき、大企業に対するオープンイノベーションサービスを提供する中で、この度、スタートアップ自体を創業する取り組みを本格展開することと致しました。
VCCとは、シンガポールのDeep-Tech(最先端の科学技術)に基づき、官民一体となってスタートアップを創業すると共に、大企業とのコラボレーションにより事業共創する枠組みです。現在はシンガポール科学技術研究庁(ASTAR)と提携しており、NUSなどのアジアトップ大学とも連携しながら、既にVCCによって21社のスタートアップが創業され、大企業との共創を通じて事業を加速させています。
VCCにより創出されたスタートアップはシンガポール政府より強力な支援を得て、ビジネスの実証実験(POC)から顧客開発を迅速に進める事が可能となり、まさに国策スタートアップを創出する取り組みです。また、大企業にとっては、シンガポールで官民一体となって創り出すビジネス実証実験(POC)の機会を自らのビジネスモデルイノベーション創出、新規事業創出に活用することができます。
【設立目的】
世界にとって存在意義のあるスタートアップを、シンガポールを含むアジアのDeep-Techに基づいて創業し、大企業とのコラボレーションにより事業共創を実現します。スタートアップの事業加速・大企業との共創を官民一体となって推進し、世界の未解決課題の解決を加速します。
【基本活動】
VCCとして設定したテーマや大企業のイノベーションテーマに基づき、有望なDeep-Techの探索とスタートアップを創業します。さらに、VCCによって創業されたスタートアップが、シンガポールで官民一体となって創り出すビジネス実証実験(POC)の機会に対して大企業のパートナーとしての参画を募り、共同POCの企画・推進、共同事業の企画・推進を通じ、大企業との共創を実現します。
【大企業にとってのVCCの存在意義】
大企業は、戦略課題やイノベーションテーマに基づくビジネスモデルイノベーション創出・新事業創出の加速の実現だけでなく、シンガポールの潜在力を活用するためのエコシステムへの参画が可能となります。
・シンガポールの国策スタートアップへの早期アプローチ・事業共創
・VCCスタートアップが創り出すビジネスの実証実験(POC)機会への参画
・VCCスタートアップを通じて、シンガポール政府やスタートアップなどのエコシステムへの参画
【大企業にとっての参画方法】
・ICMGデジタルプラットフォーム(Facebook/LinkedIn)上での最前線の情報獲得
・VCCスタートアップとのコラボレーションを目的とした各種プログラムへの参画
【VCC参画各社の概要と役割】
【ICMG Groupについて】
ICMG Groupは、創業20年以上に渡り、東京、シンガポール、バンガロール、サンフランシスコ、上海、ストックホルムをベースに、日本大企業のトップマネジメントへのコンサルティングサービス、ベンチャーキャピタル、CVC、デジタル、プロダクトデザイン、リーダーシッププログラム、再生可能エネルギー、脱炭素事業をグローバルで提供しています。また、東京電力・中部電力と再生可能エネルギーや次世代インフラへの投資を行うジョイントベンチャーをシンガポールに設立しており、国連UNDPとは、SDGsイノベーションに関するパートナーシップを締結しています。ベンチャーキャピタルでは、Sequoia CapitalやGoogle、Tiger Global Management等のグローバルトップVCとシンガポール、インド、東南アジアで共同投資を行っております。また、日本大企業の経営層の持つパーパス、ヴィジョンをデジタルの力に繋げ、社会のイノベーションを加速する株式会社ICMG Digitalを2023年にローンチし、2024年には、元Microsoft米国本社のDirector of Product Design and Research, Frontline Studios GMであったAna Arriola-Kanadaと日本企業のプロダクトデザインを実行するICMG Nextをローンチしています。これらの多様な価値を創出してきたICMG Groupのコアバリューは、常に企業、組織の見えざる価値を可視化し、将来像(パーパス)を描き、その価値創造を実現させてきた知的資本経営(Intellectual Capital Management)にあります。
【本件に関する報道機関からのお問い合わせ先】
ICMG Group
Group Marketing Department
Call:+810368122511
Email:[email protected]
Website:https://www.icmg.co.jp