知的資本経営の価値を説き 共に実践することで 知識社会への変革をリードする

私たちは創業以来、「すべての価値は人から生み出される」を経営の根幹に据えて事業を行っています。人材は損益計算書上ではコストとして計上されます。しかし、人材こそが価値を生み出す最大の資本です。バランスシートに表れない「人的資本」を価値創造の起点と捉え、人材力を高め、成果に結びつけていくことこそが企業の持続成長にとって最も重要であると考え、実践を通じて社会に浸透させてきました。

私たちは企業活動を木の生態系になぞらえています。木の根にあたる人材や組織の持つ強みをビジネスモデルに活かし、実践することで「果実=価値・成果」を生み出し、企業の持続成長と社会価値の創出を実現することを生業としてきました。これが、木の絵の「下から上」の流れです。人材が力を発揮することは、企業にとって重要であることはもちろん、その人の人生にも大きな意味を持ちます。リーダーの軸・思い(意志) = Willpowerを磨き、実践智へと昇華・覚醒させ、行動を支援することで、社会実装に繋げ、価値ある成果を生み出し続ける。これこそがICMG Groupの価値です。私たちは、これからも人の価値を信じ「人的資本からの価値創造」を支援していきます。

個社に閉じた企業の価値創造や持続成長には限界があります。私たちは個社の企業ビジョンを超えた、社会パーパスが重要であり、そのパーパスを再定義し、実践を進めています。当社では、以下の3つをパーパスアジェンダとして定義しました。

• デジタルトランスフォーメーション(DX): 人とデジタルの協働社会の実現
• ソーシャルトランスフォーメーション(SX): 新たな社会エコシステムの構築
• グリーントランスフォーメーション(GX): 脱炭素社会に向けた行動イノベーション

⁠人的資本からの価値創造という「下から上」の流れに加えて、社会共通善や社会課題という観点でステークホルダーを集め、何ができるかという「上から下」の流れで企業を捉えることもまた、重要なことです。私たちは、3つのパーパスアジェンダを社会実装する企業として、自ら事業を展開していきます。また、その実践智をもとに、共創プロジェクト推進と、日本およびインドをはじめとするアジアのスタートアップへの投資により、企業の「社会価値の共創」を支援し、持続可能な社会の実現に貢献していきます。