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ICMG Group、JR東日本と連携し、シンガポールを含む東南アジアにおけるオープンイノベーション戦略構築プログラムを提供開始

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シンガポール国立大学と協働した東南アジアのオープンイノベーション戦略構築プログラム:シンガポールとTAKANAWA GATEWAY CITYを舞台に、戦略意思決定を加速する短期集中ブートキャンプを提供

ICMG Groupは、東日本旅客鉄道株式会社(以下JR東日本)と共同で、新たな戦略構築プログラム「Global Innovation Gateway Program」を2025年秋に提供を開始します。TAKANAWA GATEWAY CITYに開設されるビジネス創造施設「TAKANAWA GATEWAY Link Scholars’ Hub」(以下、LiSH)を拠点とし、従来の海外視察型プログラムとは一線を画す、東南アジアでの戦略構築を実現する短期集中型プログラムです。

背景・目的 ⁠イノベーションを加速する上で、スタートアップとの共創戦略や拠点戦略は、グローバル競争力を高めるために欠かせない要素となっています。特に東南アジアは急成長を遂げており、その中心地であるシンガポールは、日本企業にとって戦略的なイノベーション拠点として注目されています。

ICMG Groupは、JR東日本およびシンガポール国立大学(NUS)の大学発ベンチャー育成機関であるNUS Enterpriseと協力し、東南アジアにおけるオープンイノベーション戦略の設計と実践を目的とした短期集中型プログラムを提供します。本プログラムを通じて、参加企業はシンガポールのイノベーションエコシステムに触れながら、東南アジア市場を活用したイノベーション戦略の初期仮説を構築し、経営の意思決定の土台とし、活動のスピードを加速させることを目的としています。

Global Innovation Gateway Program概要

◆目的:

東南アジアのイノベーションエコシステムを活用し、ICMGとJR東日本、NUS Enterpriseの専門性を合わせて

- 全社オープンイノベーション戦略における東南アジアの戦略的役割の定義⁠- スタートアップ共創に必要なマインドセットおよびイノベーションマネジメントシステム(IMS)の進化⁠- 注力領域・ドメイン戦略の具体化

を目指して伴走する実践的プログラムです。

◆プログラムの内容:

- エコシステム体験: シンガポールのスタートアップ、現地VC、政府機関と連携し、イノベーションの最前線を体感⁠- 専門家による支援: ICMGおよびNUS Enterpriseの専門家による戦略策定ワークショップおよびコーチング⁠- ⁠戦略構築: シンガポールにおけるオープンイノベーション戦略の初期仮説を描き、マネジメントに意思決定を促す提案骨子の作成

※本プログラム終了後も、TAKANAWA GATEWAY CITYおよびLiSHにおいて、海外スタートアップ企業等との共創(実証実験を含む)を継続的に検討することができます。

◆形式:

約1か月間のTAKANAWA GATEWAY CITYとシンガポールに分かれる短期集中型プログラム第1ステップ: LiSHでの戦略準備と目標設定、プログラムにおける目線合わせ第2ステップ: シンガポールでの実地体験と初期的な戦略仮説の策定第3ステップ: LiSHにおけるマネジメントへの提案発表

◆期待される成果:

- シンガポールを中心とした東南アジアイノベーションエコシステムとの関係構築⁠- 拠点構築を含むオープンイノベーション戦略のバージョンアップと実践力の向上⁠- イノベーション創出へ向けた海外スタートアップとの共創の体感と実践、およびマインドセットの獲得

※プログラム内容・形式などは今後の検討により変更となる可能性があります。

◆対象者:

本プログラムは、イノベーション・新規事業担当者にとどまらず、以下のような参加者を想定しています。

- イノベーション戦略やアジア戦略の設計に携わる経営企画部門のメンバー⁠- グローバル事業展開を担う幹部候補⁠- 経営層に近い視点で意思決定をサポートする役割を持つ次世代リーダー

ICMG Groupは、JR東日本およびNUS Enterpriseと共に、日本企業がグローバル市場で成功するためのイノベーション戦略を支援していきます。本プログラムへの参加を通じて、次世代リーダーが実現可能な未来を描き出すことを目指しています。

【TAKANAWA GATEWAY CITYについて】

江戸の玄関口としての役割を担った歴史的背景および国内初の鉄道が走った地におけるイノベーションの記憶を継承し、開発コンセプトに「Global Gateway」を掲げ、「100年先の心豊かなくらしのための実験場」として新た なビジネス・文化が生まれ続ける街を目指しています。2025年3月27日まちびらきより、THE LINKPILLAR 1の開業および高輪ゲートウェイ駅が全面開業し、その他の棟(THE LINKPILLAR 2・MoN Takanawa: The Museum of Narratives・TAKANAWA GATEWAY CITY RESIDENCE)および各棟周辺エリアを2026年春に開業します。

URL:https://www.takanawagateway-city.com

【LiSHについて】

「TAKANAWA GATEWAY Link Scholarsʼ Hub (略称 LiSH)」は、ディープテック分野などの 100社以上のスタートアップをサポートする多様な人材や支援制度を揃え、広域スタートアップエコシステムの拠点となる施設です。世界中の社会課題に対して、多様で先端的な知とのコラボレーションの機会や、鉄道データを含む街のデータ基盤(都市 OS)による分析、多様な資金サポートの提供により、ソリューションを生み出し、育て、社会実装までサポートします。個室やコワーキングスペースに加え、ベースラボ、水圏ラボ、植物ラボ、微生物ラボなどのシェアラボを備えているほか、街全体を実験場として、様々なフィールドをご用意しています。

URL:https://www.takanawagateway-lish.com

【シンガポール国立大学(NUS)について】

シンガポール国立大学(NUS)は、シンガポールを代表する大学であり、アジアの視点と専門性を活かしながら、教育・研究・起業支援においてグローバルなアプローチを提供しています。NUSは、シンガポール国内にある3つのキャンパスに16の学部・研究科・スクールを有し、100カ国以上から集まる40,000人以上の学生が多様で活気あるキャンパスコミュニティを形成しています。また、世界各地に20以上のNUS Overseas Collegesを設立し、起業家の育成を推進しています。

NUSは、学際的かつ実践的なアプローチを通じて、産業界・政府・学術機関と緊密に連携し、アジアおよび世界にとって重要かつ複雑な課題の解決に取り組んでいます。各学部や卓越研究センター、企業との共同研究ラボ、30以上の大学レベルの研究機関において、エネルギー、環境・都市の持続可能性、疾病の治療・予防、アクティブエイジング、先端材料、金融システムのリスク管理とレジリエンス、アジア研究、さらには人工知能・データサイエンス・オペレーションズリサーチ・サイバーセキュリティといった「スマート国家(Smart Nation)」の実現に向けた研究を推進しています。

URL: https://nus.edu.sg

【NUS Enterpriseについて】

NUS Enterpriseは、NUS内外でのイノベーションおよび起業活動の促進において中心的な役割を担っています。体験型学習、産業界との連携、総合的な起業支援、および起業家精神の普及活動を通じて、グローバルな起業家人材の育成および起業活動を推進しています。NUS Enterpriseの施策やグローバルなプレゼンスにより、起業家のあらゆるステージにおいて支援が可能になり、新しい市場におけるエコシステム形成を加速させます。さらに、産学連携を通じて革新的な技術の市場導入を支援し、成功するスピンオフの創出を支援しています。こうした取り組みは、大学の学術プログラムを補完し、シンガポールを超えてグローバルな市場と連携を促進する独自のプラットフォームとなっています。

URL: https://enterprise.nus.edu.sg

【本件に対するお問い合わせ】

お問い合わせ先⁠ICMG Group⁠広報担当: 横田・羽田⁠電話番号: 03-6812-2511⁠メール: hello@icmggroup.com

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